アイドル部の卒業配信を見て思ったこと

〇はじめに

卒業おめでとうございます!3人とも素晴らしい卒業配信でした。

 

筆者自身、ガリベンガーVはよく見ていましたが、アイドル部の配信はたまに見る程度でしたので、そんな自分がファンの方々に混ざって卒業配信を見ることに若干の後ろめたさを感じていました。

しかし、Vtuber業界に大きく貢献した3人を見届けたいという思いもあり、視聴させていただきました。

 

※上記にもありますが、筆者自身アイドル部の配信はたまに見る程度でしたので、卒業するVtuberとそのファンの方々を第三者視点で見ていたような気分でした。そのような記事でも気を悪くされない方だけ見ていただければと思います。

 

〇八重沢なとりさんの卒業配信(2021/04/27)

卒業配信は雑談ベースで、

挨拶→思い出振り返り→ファンサ(アカペラ)→お別れの挨拶→自作の映像

という流れで行われました。卒業配信をこういう風に評価するのは無粋だと思いますが、完璧な卒業配信と言わざるを得ない内容でした。

この配信を見て、将来自分が「Vtuberを好きだったな」と振り返るときに今の気持ちを思い出したいと考え、このブログの開設に至りました。そのくらい、筆者の心に響きました。

 

「思い残すことがないって言ったら嘘になるので、やれることはやったって言います」

という言葉が非常に記憶に残りました。

もともと、長時間配信や配信頻度の高さ、企画から非常に高いモチベーションで配信している方だなという認識がありました。そんな方から出たこの言葉にはとても重みを感じました。

 

アカペラで歌ったファンサは、もともとライブなどで披露したかった歌だったそうです。アカペラだったのがまた良い雰囲気を演出していて非常によかったです。

 

〇北上双葉さんの卒業配信(2021/04/28)

卒業配信は、雑談ベースで

挨拶→文化祭でできなかった絵のプレゼン→振り返り&近況報告→お別れの挨拶

という流れで行われました。

思い出話はあまりせず、近況報告などがメインででしたが、時折出てくる「これが最後」という雰囲気とのギャップでとても切なくなりました。さらに、話し方も普段とあまり変わらず、ゆるふわでかわいい感じでしたが、涙がこみ上げ声が上ずる場面もあり、それが切なさに拍車をかけていました。

 

「卒業発表後のファンの反応を見て、卒業するの間違えちゃったかなって思ったんだけど、くよくよしてたらみんなも悲しんじゃう気がするので3年間ありがとうございました!とっても楽しかったです!」

この言葉から、もう迷いなく前に進んでいくという決意が感じられました。こんなこと言われてしまったら、引き止めたくてもできないな、くよくよしてられないなって思いました。

 

「泣いてないけど、こんなに目から鼻水が滝のように流れてくると思わなかった」

筆者もこの時には、目から滝のように鼻水を流していました。

 

〇金剛いろはさんの卒業配信(2021/04/29)

卒業配信は、雑談ベースで

挨拶→Vtuberになる前の話→振り返り→お別れの挨拶

という流れで行われました。

冒頭から元気でコメント欄のほうが湿っぽくなっていたのに、初手の雑談(下を参照)で自分のペースに持っていってすごいと思いました。

最後の最後まで非常に高いプロ意識を感じた配信でした。金剛いろはさんが最後に前向きな話をして締めてくれたので、喪失感も大きいですが何とか前に向かって進んでいけるファンの方々も多いのではないでしょうか。

 

「ごんごんバイバイガハハみたいな感じで終われたらいいなと思ってます!大丈夫じゃないな、コメントの湿気がすごい、めちゃくちゃしけってんじゃんコメントwwwカラッとね、湿度低めでいこ!」

↓直後に

「(涙ぐんで)みんなにずっと言えなかったことがあるんですよ、最初挨拶したとき、実はごんごんって誤字したの半分わざとでした、ごめんなさい!ww」

エンターテイナーだなと思いました。最初に涙ぐんで「みんなにずっと言えなかったことがあるんですよ」って言ったとき、涙が込み上げてきたのに笑いに変わりました…ww

 

「いや、いい!笑って終われた!…(一呼吸おいて)よしっ…じゃあみんなバイバイ!ずっと忘れないと思います!」

最後までやり切ったのをすごく感じられました。ずっと明るく振舞っていた金剛いろはさんも少し涙ぐむ様子が見られて、そのギャップに切なさがこみ上げてきました。

 

〇総括

筆者自身Vtuberというコンテンツ全体が好きなので、一時代を築いたVtuberの卒業を見送りたいという気持ちで配信を視聴させていただきましたが、配信後は抜け殻になっていました。心ここに在らずとはまさに今の私のことだなと思いました。こんなに切ない気持ちになると思っていなかったし、こんなに涙が溢れてくるとは思いませんでした。

 

全体を通して、ファンの方々のコメントから笑顔で送り出そうという雰囲気が感じられました。しかし、時折「やめないで」「いかないで」というコメントもあり、それも相まって「卒業おめでとう」「本当にありがとう」などの元気に送り出そうというコメントからもすごく切なさを感じました。

ファンの方々が掲示板などで「配信では明るく見送ったがやっぱりつれぇわ…」と言ってるのを見て、筆者は自分の推しが卒業するときはこういう風に見届けてあげたいと思いました。

 

アイドル部の卒業された皆さんとそのファンの方々、お疲れさまでした。本当にありがとうございました。めちゃくちゃ遅いと思いますが、この配信でアイドル部の良さを知りました。これからは、アーカイブを見たり、残ったメンバーを応援したいと思います。